コラム

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褒められたら、打ち返さずに一度受け取る

「その服、似合ってるね」と言われて、反射的に「いや、安物だから」と返してしまう。そういう場面を、僕は何度も見てきたし、昔の僕もよくやっていた。謙遜は日本では礼儀のように扱われるけれど、褒め言葉を打ち返す癖は、損をしているほうが多い気がする。...
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夜の終わりを、先に決めておく

一日の始まりは、たいてい決まっている。起きる時刻はアラームが決めてくれるし、仕事や予定の開始時刻も、だいたい誰かが決めてくれる。でも、一日の終わりを決めてくれる人はいない。夜は、放っておくといくらでも延びる。動画をもう一本、記事をもう一つ、...
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自分の機嫌を、人に預けない

機嫌のいい日と、そうでない日がある。それ自体は、誰にでもある普通のことだと思う。ただ、その機嫌のスイッチを誰が握っているのかは、一度考えてみる価値がある気がする。返信が遅い、店員の対応がそっけない、電車が遅れる。そういう小さな出来事ひとつで...
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人の話は、最後まで聞いてから返す

人の話を聞いている途中で、もう返す言葉を考えている。そういう瞬間が、僕にはけっこうある。相手が三文目くらいを話しているあたりで、頭の中ではすでに「それならこうすればいい」という答えができあがっている。効率がいいようで、実はいちばん時間を無駄...
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わからないことは、早めにわからないと言う

わからないことを、わからないと言う。文字にすると簡単なのに、これがなかなかできない。会議でも、雑談でも、知らない言葉が出てきた瞬間に、なんとなく頷いてしまう。その場は丸く収まるけれど、あとで静かにツケが回ってくる。僕は最近、この「わからない...
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安い買い物ほど、迷う時間を短くする

百円の差を比べるのに、二十分かけてしまうことがある。洗剤でも、充電ケーブルでも、ランチの店でもいい。安いものほど、なぜか迷う時間が長くなる気がする。今日は、その迷い方について少し考えてみたい。迷う時間にも、値段はついている僕は、時間をお金と...
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待ち合わせには、十分だけ早く着いておく

待ち合わせの時刻ちょうどに着くのは、効率がいいように見える。無駄な待ち時間がゼロで、計算どおりに動けている感じがするからだ。でも僕は、十分だけ早く着いておくほうが、結果として得をしている気がしている。今日はその「十分」に、どんな値段がついて...
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得意なことを、安く売らない

「ちょっとだけ手伝ってくれない?」と頼まれることがある。文章を整えるとか、資料の見た目を直すとか、僕にとっては慣れた作業だ。慣れているから、つい「いいよ、すぐできるし」と軽く引き受けてしまう。でも最近、その「すぐできる」という感覚こそ、少し...
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大事な判断は、一度だけ朝に持ち越す

夜になると、急に大きなことを決めたくなる日がある。仕事を辞めようか、あの人に連絡を返すのをやめようか、思い切ってあれを買ってしまおうか。昼間には浮かびもしなかった考えが、日付が変わる頃にはやけに正しく見えてくる。僕はいつからか、そういう夜の...
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やらないことを、一つだけ書いておく

やることリストは、たぶん誰でも一度は作ったことがあると思う。僕も手帳やスマホのメモに、思いつくたびに書き足してきた。ただ、ある時期から、それとは別のリストを一つだけ持つようにしている。「やらないこと」を書いたリストだ。今日はその話を少しだけ...