コラム

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行列に並ぶ前に、その時間に値段をつけてみる

人気の店の前に、長い列ができている。それを見ると、つい後ろに並びたくなる気持ちは分かる。みんなが並んでいるなら、きっとそれだけの価値があるのだろうと思えるからだ。ただ僕は、列の最後尾に立つ前に、ひとつだけ考えるようにしている。この待ち時間に...
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人の時間をもらうときは、終わる時刻を先に伝える

「ちょっと相談したいことがあるんだけど、時間ある?」こういう誘い方を、僕はなるべくしないようにしている。代わりに「十五分だけもらえる?」と、終わる時刻を先に添えるようにしている。たったそれだけの違いだけど、相手の受け取り方はかなり変わる気が...
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苦手な人とは、切らずに距離だけ変えてみる

苦手な人がいる、という話は、あまり人前でしないほうがいいとされている。でも、誰にでも一人や二人はいると思う。職場でも、昔からの付き合いでも、なぜか話すたびに少し疲れる相手。僕にもそういう人はいるし、たぶん僕自身も、誰かにとってはそういう存在...
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人に任せたことは、最後まで任せてみる

人に何かを任せたあとで、つい口を出したくなることがある。進み具合を聞いて、やり方に意見を足して、気づけば自分でやったほうが早かったと思う。僕も以前は、そういう任せ方をしていた。今は、任せたことはなるべく最後まで任せてみるようにしている。優し...
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その日のことを、一行だけ書き残す

一日の終わりに、その日のことを一行だけ書き残す。日記と呼ぶほど立派なものではなく、メモ帳に一行足すだけの習慣だ。続けてみると、これが思っていたより割に合う気がしている。今日はその理由を、少し整理してみたいと思う。記憶は、思っているより当てに...
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お礼は、具体的に一つだけ添えて返す

人に何かをしてもらったとき、「ありがとう」だけで終わらせてしまうことがある。悪気はなく、ただ言葉を探すのが面倒なだけだ。忙しい日や疲れている日は、特にそうなりやすい。でも僕は、感謝には具体的な一言を添えたほうが、ずっと効率がいいと思うように...
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謝るのは、早いほど安く済む

小さなミスをしたとき、謝るタイミングを少し先延ばしにしてしまうことがある。言い方を考えてから、相手の機嫌が良さそうなときに、もう少し状況が整ってから。理由はいくらでも見つかる。でも僕は、謝るのは早いほど安く済むと思うようになった。今日はその...
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古い約束を、更新する日を決めておく

半年前に交わした「そのうち行こう」という約束が、ずっと頭の片隅に残っている。そういう小さな約束は、誰にでもひとつやふたつあると思う。最近の僕は、その手の約束を「更新する日」を決めて扱うようにしている。古い約束は、静かにコストを払わせてくる約...
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買ったものを、使った回数で割ってみる

買い物のあとに、一度だけ「使った回数」で値段を割ってみることがある。先に言っておくと、これは節約術というより、僕なりの納得の仕方だ。値札より、一回あたりの値段三千円のものを一回しか使わなければ、一回あたりは三千円になる。一万円のものでも、百...
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読みかけの本を、閉じる許可を自分に出す

読みかけの本が、棚に何冊か溜まっていく。最初の数十ページで止まったまま、背表紙だけがこちらを見ている気がする。そういう本に対して、僕たちはどこかで小さな負い目を感じている。やめることにも、判断はいる途中でやめるのは、意志が弱いからだと思われ...